
福岡で美術書を手放すときに ― 静かな買取のご案内
美術書と、手放すということ
長く棚にあった一冊の美術書。
表紙に少し日焼けの跡があるその本は、
かつて誰かの創作や思索のそばにあったのでしょう。
美術書は、ただ“読む”ためだけではなく、
“見守られる”ようにそこにあるもの。
手放すことに、迷いや寂しさがあるのは自然なことです。
でも、もしもまた誰かの手に渡って、
次の時間を照らすことができるなら──
それは、とても静かな贈り物のようにも思えるのです。
美術書のゆくえ ― 「誰かのための蔵書」になる
美術書の多くは、発行部数が少なく、版を重ねることも多くありません。
だからこそ、「引き継がれる価値」があります。
美術館の図録、建築家の作品集、写真評論、
モダンデザインの記録、民藝運動の資料など。
それらは、時代を記録する本であると同時に、
暮らしに知性と余白をもたらす道具でもあります。
わたしたちは、ただ本を引き取るのではなく、
その本が“なぜそこにあったか”を受け取っています。
福岡市内・近郊での対応について
選品舎では、福岡市を中心に、
出張買取・郵送買取のどちらにも対応しております。
数冊からでも、お気軽にご相談ください。
ご自宅やご実家の整理、本棚の見直しの際にもご利用いただけます。
お取り扱いジャンルについて
以下のような書籍・紙モノを主に扱っております:
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美術書(洋書含む)
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デザイン・建築・工芸・写真関係
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哲学書・思想書・評論
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絶版・限定版・リトルプレス
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展覧会図録・ZINE・パンフレットなどのエフェメラ類
※ 使用感のある本でも問題ありません(状態を問わずご相談ください)
ご相談・買取について
買取はすべて無料でご相談いただけます。
LINE・メール・お電話など、ご都合に合わせてご連絡ください。
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最後に
その美術書が、また誰かの暮らしの中で、
そっとページをめくられるように。
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