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アントニオ・チッテリオと坂田和實「不道具」──美しさと市場価値の違い

アントニオ・チッテリオと坂田和實「不道具」──美しさと市場価値の違い

アントニオ・チッテリオと坂田和實「不道具」──美しさと市場価値の違い
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アントニオ・チッテリオと坂田和實「不道具」──美しさと市場価値の違い

ブログには、ふたつの種類があります。目的や気分にあわせて、お好きなほうをお選びください。 選品手帖 | 選ぶ理由があるモノたちへ  モノを超えて | 静けさと、商いの記録ここに綴るのは、後者に近いお話です。 記号になるかで価値は変わる 美しいかどうかは、あくまで個人の価値観だ。しかし「記号」になるかどうかで、市場における価値は大きく変わる。 ここでいう記号とは、デザイナー名やブラン...

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倉俣史朗《Melody in F》をめぐって──プロダクトが渡っていく系譜
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倉俣史朗《Melody in F》をめぐって──プロダクトが渡っていく系譜

1987年にデザインされた倉俣史朗《Melody in F》。昨年のクリスティーズで落札されたニュースをきっかけに、私は「ものが渡っていく系譜」について思いを巡らせた。

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古都と港町──神戸にみる文化の循環とデザインの行方
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古都と港町──神戸にみる文化の循環とデザインの行方

港の空に、巨大な魚が跳ね上がる。フランク・O・ゲーリーが手がけた《フィッシュ・ダンス》は、神戸の街に不意に現れる異国の夢のようだ。その建築を見上げるたびに思う──神戸という都市は、ただ残すのではなく、巡らせてきた街なのだと。 東京は、日本の文化の中心であり続けている。政治も経済も、情報の発信も、多くは東京を起点として流れていく。しかし文化の源流を辿れば、京都や神戸といった都市が浮かび上がる。...

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売り抜けるという選択|不動産・株・家具に共通する出口戦略と暮らしの美学
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売り抜けるという選択|不動産・株・家具に共通する出口戦略と暮らしの美学

不動産も株も家具も、「買う」のは容易いが「売る」のは難しい。出口戦略をどう描くかで、資産は資産にも負債にもなる。天国へは何ひとつ持っていけないという前提のもと、世代ごとの戦略と、暮らしの美学を考えます。

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モノが選ぶ行き先 ― 転売と循環の美しさ
モノを超えて

モノが選ぶ行き先 ― 転売と循環の美しさ

ブログには、ふたつの種類があります。目的や気分にあわせて、お好きなほうをお選びください。 選品手帖 | 選ぶ理由があるモノたちへ  モノを超えて | 静けさと、商いの記録 所有ではなく、循環のために ― 選品舎の思想 モノは、ただの「商品」ではないと思う。次の行き先を選び、自らの物語を継いでいく存在。だから私は、その流れを「所有」ではなく「循環」として見つめています。 市...

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図録という梯子|バブル期の残像と、ページを渡る楽しみ
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図録という梯子|バブル期の残像と、ページを渡る楽しみ

選品手帖|選ぶ理由があるモノたちへ モノを超えて|静けさと、商いの記録 図録とは何か 図録は、美術館や博物館の展覧会内容を記録した出版物です。作品写真や解説、年表などがまとめられ、来場者のお土産や研究資料としても使われてきました。展覧会を訪れた観客の一割ほどが手にするとも言われ、体験を持ち帰るための確かな媒体です。 図録の歴史 ― バブル期に花開いた印刷文化 図録は、1980...

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雑誌を売るという、ささやかな営みについて
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雑誌を売るという、ささやかな営みについて

ブログには、ふたつの種類があります。目的や気分にあわせて、お好きなほうをお選びください。 選品手帖 | 選ぶ理由があるモノたちへ  モノを超えて | 静けさと、商いの記録 コンビニで立ち読みをしなくなって、もう20年以上が経つ。最近ふと立ち寄った際に、久しぶりに雑誌コーナーを見た。 かつてのあの密度はもうなく、棚そのものが小さくなっていたのは前から知っていたが、手に取った雑誌が、...

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引き受けるか、見送るか ── 売れないソファと、価値の話
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引き受けるか、見送るか ── 売れないソファと、価値の話

ブログには、ふたつの種類があります。目的や気分にあわせて、お好きなほうをお選びください。 選品手帖 | 選ぶ理由があるモノたちへ  モノを超えて | 静けさと、商いの記録 引き受けるか、見送るか ── 売れないソファと、価値の話 あるとき、40年前のソファを引き取ってほしいという相談が届いた。 アルフレックス社のものだった。 モノとしての時間も、造形も、持ち主の...

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モノを超えて | 静けさと、商いの記録
モノを超えて

モノを超えて | 静けさと、商いの記録

ブログには、ふたつの種類があります。目的や気分にあわせて、お好きなほうをお選びください。 選品手帖 | 選ぶ理由があるモノたちへ  モノを超えて | 静けさと、商いの記録 「モノを超えて」は、選品のその先にある静けさや背景を記す場所です。商品としての価値だけでなく、そこに流れていた空気や、選んだ理由、手放すまでの逡巡──商いの裏にある思考や感情を、そっと残していきます。 He...

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コンラン展で感じた虚しさ──消費のための展示に問いを投げる
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コンラン展で感じた虚しさ──消費のための展示に問いを投げる

美術館という静かな場所で、消費の匂いを嗅いだ。展示の完成度は高かった。けれど歩を進めるたび、問いが返ってこない“静かな虚しさ”が胸に積もっていった──。

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