選品手帖 | 選ぶ理由があるモノたちへ

見逃された銘品──Henning Koppel × Georg Jensen「Taverna」銅鍋の記録
HK刻印を持つ、小さな銅鍋。名前を失ったまま市場を巡っていた一品に、もう一度正体を戻す。選ぶこと、記録すること、そして次へ手渡すこと──選品舎の視点で綴る、静かな選品記録。
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光があれば影が生まれる。影は欠けたものではなく、かたちを引き立てるもの。ブルーノ・ムナーリの《フォークの本》は、日常の道具に潜むその静けさを教えてくれる。
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鍋敷きがオブジェになる瞬間──1995年、Alessiが残したユーモア
鍋敷きは本来、脇役の道具だ。けれど1995年、Alessiとステファノ・ジョヴァンノーニは、それを「置かれる存在」へと変えた。使われる時間より、眺められる時間のほうが長い道具についての記録。
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「古いものは新しい」は本当か?──選び直すことで価値が立ち上がる、ヴィンテージという判断軸
古いというだけで、価値があるように見える時代。けれど、選ばれなければそれは“ただの古さ”に過ぎない。本当に新しいものとは、いまの文脈で意味を持ち直したものだ。この記事では、古いものを「選び直す」ための判断軸を言葉にする。
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五感で選ぶ古書という考え方──においが記憶を呼び起こす、春の読書体験
春の空気に背中を押されるように、ふと思う。「本も、五感で選んでもいいのではないか」と。におい、手触り、佇まい——。感覚から始まる読書は、記憶に残る一冊へと静かにつながっていく。
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情報を超えて感性で選ぶ|バイヤーが惚れ込んだヴィンテージコレクション5選
理屈ではなく、感性で選んだヴィンテージの逸品たち。バイヤーが一目で惚れ込み即決した、家具・器・書籍・写真集のコレクション5選を通して、時間と空間に静かな余韻をもたらす「選ぶ理由」を記録する。
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コムデギャルソンの家具を「作品」として理解する ── 川久保玲の思想と家具が残した問い
コムデギャルソンの家具は、快適に使うための道具ではなく、空間に緊張と問いを残すために存在しています。 1983年のオリジナルシリーズから復刻、オークション市場での評価までを整理し、この家具群がなぜ「作品」として扱われ続けているのかを記録します。
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愛着が価値になる家具の話 ── 時間と共に育つインテリアの選び方
家具は、使い続けることで「道具」から「相棒」へと変わっていきます。傷や色褪せ、手触りの変化──それらは劣化ではなく、時間を共に過ごした証です。 本記事では、家具に愛着が生まれる理由と、長く使い続けられるインテリアの選び方を整理します。
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帽子に光を宿す。フィリップ・スタルク × FLOS “CHAPO” テーブルランプ
照明は、空間を照らすもの。FLOS「CHAPO」は、その常識から少し距離を取る。帽子を置くという行為を受け止め、点灯していない時間さえ美しく成立する、フィリップ・スタルクの静かな発明。
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