モノを超えて | 静けさと、商いの記録

美術館という静かな場所で、消費の匂いを嗅いだ。展示の完成度は高かった。けれど歩を進めるたび、問いが返ってこない“静かな虚しさ”が胸に積もっていった──。
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ブログには、ふたつの種類があります。目的や気分にあわせて、お好きなほうをお選びください。 選品手帖 | 選ぶ理由があるモノたちへ モノを超えて | 静けさと、商いの記録 お金がなかった頃、図書館の本に救われた。割り勘が当たり前の時代に、惨めだと思った夜もある。でもページをめくれば、世界は広がっていった。想像力が、自分をどこへでも連れていってくれた。 本は情報じゃなかった。生き...
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ブログには、ふたつの種類があります。目的や気分にあわせて、お好きなほうをお選びください。 選品手帖 | 選ぶ理由があるモノたちへ モノを超えて | 静けさと、商いの記録 旅だけが思い出の資産じゃない。家具もまた人生を語る 「経験こそが人生を豊かにする」。そう語られることが多い時代。旅やアクティビティに投資する人が増えている。 でも、本当に心に残るものは、それだけだろうか? 家...
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ブログには、ふたつの種類があります。目的や気分にあわせて、お好きなほうをお選びください。 選品手帖 | 選ぶ理由があるモノたちへ モノを超えて | 静けさと、商いの記録 先日、椅子コレクターとして著名な織田憲嗣さんの講演会で、多くの示唆に富む言葉をメモする機会を得た。椅子のデザイン、製造、そして文化的背景に関する話は、まさにロングライフな価値観を持つものだった。 シンプルで普...
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天国へは持っていけないけれど:ものを所有することの意味と価値
ブログには、ふたつの種類があります。目的や気分にあわせて、お好きなほうをお選びください。 選品手帖 | 選ぶ理由があるモノたちへ モノを超えて | 静けさと、商いの記録 ものを極力持たず、シンプルな暮らしを心がける方も多いですが、私の場合は商売柄、どうしてもある程度のものを所有せざるを得ません第三者の視点になって想像したとき、住空間を整えること清潔さを保ちながら、ときにお気に...
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名前のない美しさを探しに行く:都庁の職員食堂と、都市の静かな眺め
ブログには、ふたつの種類があります。目的や気分にあわせて、お好きなほうをお選びください。 選品手帖 | 選ぶ理由があるモノたちへ モノを超えて | 静けさと、商いの記録 高層ビルの上階、職員のための食堂にて。騒がしさはなく、整った空気が静かに流れていた。 ここで過ごす人々のために、どんな椅子が選ばれ、どんな景色が差し出されているのか。公共の空間にも、「誰かの選んだもの」が確か...
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「目を養う」とは、暮らしの感度を高めること──家具とアートのあいだで
ブログには、ふたつの種類があります。目的や気分にあわせて、お好きなほうをお選びください。 選品手帖 | 選ぶ理由があるモノたちへ モノを超えて | 静けさと、商いの記録 よく見ると、違うものに見えてくる。アートも、椅子も、似ているところがある。 目を養う、という言葉がある。モノを見る力を静かに育てるということ。それは案外、暮らしを変える近道かもしれない。 ■ 見ることから、...
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2022年の最大のトピックはカプセルホテルに宿泊したこと。ヴィンテージ家具を探しに日本全国をぶらり旅
ブログには、ふたつの種類があります。目的や気分にあわせて、お好きなほうをお選びください。 選品手帖 | 選ぶ理由があるモノたちへ モノを超えて | 静けさと、商いの記録 2023年の個人的な最大のトピックは、カプセルホテルの宿泊!が東の横綱です。この記事は大阪から門司に向かうフェリーの中で書いたというより、スマホのメモ機能に残したもの。“ ブログの方向性 ” も定まっていない...
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永井敬二コレクション BRAUN AUDIO展 -良いデザインの原理原則-
ブログには、ふたつの種類があります。目的や気分にあわせて、お好きなほうをお選びください。 選品手帖 | 選ぶ理由があるモノたちへ モノを超えて | 静けさと、商いの記録 モダンデザインコレクター、永井敬二氏の膨大なコレクションから、インダストリアルデザインの巨匠ディーター・ラムスによるBRAUN社の名作オーディオ機器や、同社の製品に関連するグラフィック、書籍、図面などを展示す...
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ブログには、ふたつの種類があります。目的や気分にあわせて、お好きなほうをお選びください。 選品手帖 | 選ぶ理由があるモノたちへ モノを超えて | 静けさと、商いの記録 福岡市美術館は、水と緑に恵まれた大濠公園の中にある、前川國男設計の美術館。 福岡市美術館は、水と緑に恵まれた大濠公園の中にある、前川國男設計の美術館。 1979年11月の開館しジョアン・ミロ、サルバドール・...
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